学校長あいさつ
 広島市立小河内(おがうち)小学校のホームページにアクセスいただきありがとうございます。 
 広島市北西端、市内中心部から車で約1時間の中山間地にある農村地帯「おがうち」。
 滝山(692m)と牛頭山(689m)の2つの高い山に囲まれ、急峻な山間に19の集落が点在し、少子高齢化、人口減少が続き、過疎化が急速に進む「広島一番の田舎」。
 一方で、豊かな自然と農村の原風景を残し、農産物生産、歴史・文化、芸能、温かい人情が残る広島市里ライフ創造のモデル地区です。そして地域の皆様は「源快集落」と呼ばれています。(「広島市のとなる街。い暮らしのできる街。人々がまる街。しい街。」)
 その「おがうち(小河内)」のほぼ真ん中に位置する本校は,明治7年(1874年)創立の小河内小学校と,明治8年(1875年)創立の小峠(ことうげ)小学校が昭和46年(1971年)に統合した小学校です。現在のような学校制度が始まった昭和22年(1947年)には,2校合わせると300名余りの児童数でしたが,統合のときには91名,そして,平成25年の現在は7名と広島市でも一番少ない児童数になりました。
 しかし,子どもたちは,とても素直で明るく思いやりがあり,毎日元気に集団登下校をし,温かく家庭的で熱心な7名の教職員とともに,楽しく,そしていっしょうけんめいに学校生活を送っています。そして、今年度も、「自分の考えを出し合い」「相手の考えや思いを理解し」「互いに学び合う」ことを学校全体の目標として、日々の学習活動に取り組んでいます。
 また,いつもやさしいまなざしで見守ってくださる保護者や地域住民の皆様に支えていただきながら,地域に根ざし,人や自然とのかかわりを大切にした小河内ならではの教育活動を行っています。
 自然がいっぱい、子どもたちの笑顔いっぱいの小河内小学校へ、是非お立ち寄りください。

         平成25年4月1日  校長  武田 一郎